あらためて考えよう!「社内報を発行する目的」とは

寒い日が続きますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。このブログも2020年最後の更新となりました。

今年もさまざまな企画をご紹介してきましたが、そもそも「社内報を発行する目的」とは何でしょうか?発行することそのものが目的となってしまい、誌面を埋めるための企画探しになってしまっていませんか? 日々の業務に追われていると見失いがちな「社内報を発行する目的」について、あらためて振り返ってみましょう。

1 企業理念の共有・浸透

全社員が同じ目標に向かって進んでいくために、必要なことのひとつが「企業理念の共有・浸透」でしょう。組織で働く人が多くなり、会社が大きくなるほど、常に同じ方向を向いて仕事をすることは難しくなります。 そこで、あらためて社内報という記録として読み返せるツールを使い、企業理念を共有することは重要だといえます。

2 部門間を越えた情報共有

情報を正確に共有することも社内報の重要な役割です。さまざま部署の業務内容や取り扱っている製品の情報を知ることで、自社への理解が深めることができます。さらに、普段行っている仕事が世の中でどのように役立っているのかを知ることで、仕事の「やりがい」にもつながります。

3 社内コミュニケーションの活性化

組織が大きくなると、普段一緒に業務をしている人たち以外とは関わりが薄くなってしまうことも多いもの。社内報で「社員参加型企画」や「新入社員紹介」といった企画が人気な理由は、ここにあります。 社内報が話題を提供することで社内コミュニケーションが活性化され、業務効率が向上したり、情報交換が盛んに行われるようになったりすることで、働きやすい職場環境づくりにつながります。

会社によって違いはあるかと思いますが、社内報を発行する目的は以上の3つが一般的です。この3つにしっかりと目を通してもらうために、情報発信の切り口を工夫したり、思わず読みたくなるようなお楽しみ企画を入れたりすることも有効です。 企画や掲載内容に困ったら、発行目的まで立ち返ってみてはいかがでしょうか。


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執筆者:ディレクター 加藤

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