【社内報】危機管理・リスク管理の視点を取り入れてみましょう

社内報担当の皆さま、こんにちは。

京都の清水寺で毎年発表されている今年の漢字。

そろそろ発表の時期が近づいてきましたね。

2018年の漢字は「災」だったことが記憶に新しいところです。

日本はご承知のとおり自然災害の多い国ですから、社内報ご当社の皆さんも危機管理やリスク管理という言葉を耳にする機会も多くなったかもしれません。

そこで今回は社内報で危機管理やリスク管理の視点を取り入れるアイデアについてご紹介したいと思います。

 

危機管理とリスク管理

危機とリスク。似たような言葉ですが、リスクについては「可能性」とあることから、将来的に起こり得る危機のニュアンスがあることがお分かりいただけるかと思います。

危機…危険な時期。きわめて危ない状況。ピンチ。

リスク…危険。危険度。また、損害を受ける可能性。

【大辞泉より】

例えば、企業の地震への対応であれば、地震発生後の被害を最小限にするための対策のことを危機管理、地震が発生する前の備えや対策のことをリスク管理として、考え方を分けている場合も見受けられます。

 

社内報で管理体制を伝えよう!

振り返ってみると、就職氷河期、リーマン・ショック、米中貿易摩擦、自然災害、少子高齢化、消費増税など…これまでも私たちはあらゆる分野のあらゆる危機やリスクにさらされてきました。

ただ、経営者の皆さまにとっては、企業を存続させていくために危機管理やリスク管理は当たり前のことのように意識されているはずです。

そこで社内報担当の皆さまに再認識していただきたいのが、ときとして皆さまが経営陣の考えやメッセージを社員に届ける役割を担っているということです。

従業員の皆さんに会社の状況を知ってもらうだけではなく、危機やリスクにどのような方針であるのか、さらには従業員に意識してもらうきっかけづくりとして社内報を生かしてみてはいかがでしょうか。

 

具体的なテーマとは?

危機管理やリスク管理に対して、経営陣の考えはもちろんのこと、会社組織としてどのようなマニュアルを整備し、研修や訓練体制に落とし込んでいるのかを掲載するのも一案です。

例えば自然災害をテーマにする場合、過去の自然災害発生時に会社にどのような影響・被害があったのか、従業員の安否確認方法が適正だったのかなどを検証し、今後同様の事象があったときにどのような改善・対策を取り入れていく予定なのか――と未来の視点も入れると企画を深掘りすることができます。

他の危機管理やリスク管理のテーマ例としては、ハラスメント、情報漏えい、社内不正、風評被害、事故などさまざま挙げられます。

業態によって取り上げるテーマが異なると思いますので、経営層へのヒヤリング、従業員へのアンケート調査なども活用しながら取り上げる内容を決定するようにしてください。

ハラスメントなどテーマによってはデリケートな内容も含まれる場合が考えられるため、個人が特定できないように気を付けましょう。

 

新プロジェクトの紹介、優績者のインタビュー、フォトコンテストなど、読んでいて楽しい企画を掲載することは、社員がコミュニケーションを図るきっかけとなるため、大切なコンテンツです。

ただ、企業が存続するにあたって楽しい明るい出来事ばかりではないはずです。

ときとして危機管理やリスク管理と向き合うことは、従業員の意識を高めるだけではなく、企業としての信頼やブランド力を高めるきっかけになることでしょう。

人事異動や組織改正など、節目となるタイミングにぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか?

 


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執筆者:ディレクター 高橋

静電気に悩まされています。

気もないのに、いろんな人にビビッときています。