写真がイマイチでも見違える!表紙裏ワザ4選

 社内報ご担当者の皆さまなら一度は悩んだことがあるであろう表紙問題。今号の表紙はどうしよう…と毎号頭を抱えている社内報ご担当者さまも多いはず。

 写真がイマイチで表紙に魅力がなくなってしまった!! そんなことにならないよう、写真がイマイチでも表紙に魅力が出る裏ワザをご紹介します。表紙のイメージを少し変えたいときやマンネリしてしまった時にも使える裏ワザばかりなので、ぜひご参考ください!

 

 

そもそも社内報の表紙とは?

 読者が興味を持って購買する一般的な雑誌とは違い、業務的な内容がどうしても多くなってしまう社内報。

この特性から、残念ながら社内報は読者にとって自らお金を払って読む雑誌よりも興味をそそられる媒体ではありません。だからこそ、中を開いて読んでもらうためには、まず表紙で「おもしろそう」と興味を引く必要があります。つまり「社内報は表紙がカギ!」と言っても過言ではありません。

 とは言え、予算も少ないしなかなかカメラマンも入れられない…。使いたい写真もイマイチで、なかなか魅力ある表紙がつくれない…。そういった状況におかれている社内報ご担当者さま、実はたくさんいらっしゃると思います。今回はそんなときに使える表紙裏ワザをご紹介します!

 

 

写真がイマイチでも見違える!表紙裏ワザ4選

 

裏ワザ1 ビビットカラーで魅せる

写真がイマイチでも背景色をビビットカラーにするだけでこんなにも目を引きます!

写真のくりぬきや加工が必要なので、実現可能かどうかはデザイナーに要確認。写真撮影をお願いする場合は、ビビットな背景紙をカメラマンさんに手配しましょう。

 

裏ワザ2 写真をイラスト風に加工してみる

イマイチな写真はイラスト風に加工してみましょう!

雰囲気があるイラスト風写真なら、簡単にイメージチェンジが図れます。追加で加工料金がかかる可能性があるので、実現可能かどうか制作側に確認をとりましょう。また、一言にイラスト風と言っても、水彩画風から、油絵風、アメコミ風など…いろんなテイストがありますので、どんな雰囲気が自社の社内報に合うかよく検討した上でデザイナー・制作会社に依頼しましょう。

ちなみに今回は、この写真を↓

こんな感じに水彩画風に加工しました!

 

裏ワザ3 季節の写真にひと工夫!

社内報表紙の王道・季節の写真もひと工夫で見違えます!

例えば表紙写真の社内募集で募集したり、写真に関連するコラムやコメントを添えればただの表紙が新しい連載・コンテンツに早変わり! 予算があれば、高クオリティーの写真素材を購入する方法もあります。

 

裏ワザ4 組み写真で魅せる

一つひとつの写真のクオリティーが低い…そんな場合は組み写真を試してみてはいかがでしょうか? 組み写真ならいまひとつな写真でも、組み写真ならこんなにカッコ良く仕上がりますよ。

 

 

予算がなくてもあきらめないで!

社内報という媒体の特性上、対外向けの会社案内や広報誌よりもクオリティーよりも予算を優先しなくてはいけなかったり、他業務と兼任でなかなか時間がとれない…など、社内報ご担当者の皆さまが厳しい状況で制作されていらっしゃることは重々承知です。

たとえ予算が少なくとも今回ご紹介したような裏ワザを使えば、満足のいく社内報の表紙制作は可能です。「うちは予算が少ないから…」とあきらめず、素敵な表紙を目指していってください。

 

 

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【執筆者】

ディレクター 後藤