“あ〜どうしよう!” 原稿量が多いときの秘策

社内報編集において、載せたい文字や写真、記事の数が多く、

限られたページ内に収まるか…!?

という状況になったことはありませんか?

 

今回は原稿量が多くなってしまったときの

乗り越える秘策をお伝えします!

 

まずはこのページ…どうでしょう?

※本文の内容はダミーです

 

誌面には収まっていますが、読みづらいですよね。

それに読み手の「読む意欲」はどうでしょうか?

文字がびっしりと詰まっていると、興味のある方以外はページを開いただけで

「これを読まなきゃいけないのか〜」とストレスを感じるかもしれません。

 

せっかく執筆した原稿、せっかくひらめいた企画が読まれないのはとても残念なことです。

どんな発行目的でもまず「読まれる」ことが前提です。

 

 

 

「原稿量が多いのに読まれる」工夫を盛り込んだ誌面がこちら。

※本文の内容はダミーです

 

前者よりも一目見ただけでどんな内容か伝わり、読んでみよう!と思う誌面になりました。

 

もちろんデザインが大きく左右しますが、

頭に描いたイメージを伝えるために、

社内報担当者さまは原稿の書き方にひと工夫してみましょう。

以下の4つをご参考ください。

 

1…小見出しを増やす

長文となると、読み手にもパワーが要ります。

内容を要約した小見出しを適宜加える

小休憩のような役割もあり、次の段落へと促せることもできます。

 

またアイキャッチ要素もあるので、見開きページのぱっと見でも内容が伝わり

詳しく読んでみようという意欲に繋げられます。

 

 

2…吹き出しを活用

 

 

伝えたいことをまとめるときや、

少し遊びを効かせたいときに使えるのが吹き出しです。

 

普段、吹き出しの中の文字を無意識に読んでいることありませんか?

こちらもアイキャッチ効果が高いので、読む意欲を促せます。

にぎやかな記事や社員紹介はもちろん、

堅い内容の記事に柔らかさを与えたいときに有効です。

さまざまな種類がありますので、適宜使い分けて誌面に味付けできます。

 

 

3…強調・下線を加える

文中で特に伝えたいことに強調や下線を加えることも有効です。

強調・下線があると、見出しのように「読もう」と思わなくても目に入るもの

自然と読ませることができますし、伝えたいことが伝わりやすくなります。

 

 

4…文字の断捨離

例えば、

*つまり、私たちが目指すべきことは、業界のトップに居続けるということになります。

→つまり私たちが目指すべきは、業界のトップに居続けることです。

 

*今回は30名の方に参加していただきましたが、

 次回はもっと多くの方々に参加していただきたいと思います。

→今回の参加者は30名でしたが、次回はもっと多くの方にご参加いただきたいです。

 

というような、重複している言葉や言い換えが可能な言葉を整理することで

読みやすいシンプルな文章となり、文字量を減らすことができます。

 

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1〜3はデザイナーとのイメージ共有が容易なので

ラフ作成の際にぜひ使っていただきたいです。

手書きのラフでなくても、“写真1横に吹き出しで〇〇〜〜”

というように文面でも伝えられることができます。

 

 

原稿が多くても上手く表現して

みなさんに読まれる社内報を目指していきましょう!

 

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執筆者:デザイナー 神谷

夏バテする夏女です。