すぐに実践できる! オフィスの内観写真のレベルをグッと上げる方法

オフィスがリノベーションして新しくなったり、新しいオフィスができた場合、社内報で紹介するために内観写真を撮影する必要が出てきます。プロのカメラマンに依頼できない場合、みなさんはどのように対処していますか。

「いい感じに撮影してほしい」と依頼され撮影してみたものの、新しいオフィスの魅力がうまく伝わらない、せっかくのインテリアが映えない、内観が狭く見えるなど、うまく撮影できなかった…ということも起こりえます。建物の写真は、ポイントを押さえるとグッと仕上がりが良くなります。今回は、建物の内観を見映えよく撮影するテクニックについてご紹介します。

 

1.撮影は明るい日中に行う

 

内観撮影では明るさが最も重要な要素。夜や天気の悪い日中に、LED照明がこうこうとついた中で、さらにフラッシュを使って撮影すると、冷たく殺伐とした印象になってしまいます。その場合は、可能であればストロボなどの人工照明を使用して、均一な明るさを担保しましょう。

照明機材がない場合は、天気のいい日を選んで、窓から入る自然光をライティング代わりにして撮影を。ただし、昼間の時間帯は太陽の光が強くなりすぎて、明暗差が強くなり白飛びしてしまうので避けましょう。午前中、もしくは日が落ち切らない夕方の時間に撮影すると、内観全体が柔らかい印象になっておすすめです。

 

2.空間が広く見えるよう下のアングルで撮影する

 

オフィスの内観を撮影する際、まっすぐ立っている状態で撮影すると上から見下ろしたようなアングルになってしまいがちです。撮影するときは、かがんで下から見上げるようなアングルを心掛けましょう。空間の広がりや高さを強調することができます。

 

3.水平・垂直になるように意識する

 

壁や机、窓などが歪んでいると、一気に素人っぽい写真になってしまいます。スマートフォンで撮影する場合、カメラアプリによっては撮影するときの画面にグリッド線を出すことができるので、線に合わせて水平・垂直になるよう撮影しましょう。

 

今回はすぐに実践できる内観の撮影テクニックをお伝えしました。ご紹介したテクニックをマスターして、オフィスの魅力をより伝わる写真を撮影してみましょう。社員のモチベーション向上にも、きっと一役買ってくれますよ。

 

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〈ディレクター:大野〉

写真上達のためには、良いなと思う写真をまねして撮って撮って撮りまくりましょう! 後は、被写体の好きなところを見つけて撮影すると不思議と「いい写真だね」と言ってもらえたりします。撮影者の被写体への思いを写真越しに感じてくれているのでしょう。