恒例の年頭所感にプラスのメッセージで脱ワンパターン!

社内報担当の皆さまこんにちは。あっという間に年頭所感を掲載する季節が迫ってまいりました。ほとんどの企業が掲載する恒例企画の号です。前年の統括や新年の目標など、想いは違えど、同じ見せ方や内容になってしまい、頭を悩ませている担当者の方も多いのではないでしょうか。

従業員エンゲージメントをぐっと上げる!社長メッセージの伝え方

以前こちらで紹介したように、堅苦しいメッセージ文だけでは変わり映えがなく、流し見をしてしまう社員がいるかもしれません。社員と役員の距離が遠いほど、身近に感じてもらうために人間味があり、親しみやすさや共感力を社員に感じてもらうことが大切です。

恒例企画がさらに読み応えのある誌面となるよう、外してはならない社長や役員の皆さまからの大切なメッセージだけではなく、読者の目を引くようなプラスのメッセージを付け加えてみてはいかがでしょうか。

案1/この1年で個人的に成長を感じた瞬間や学びは何ですか?

役員として部や会社全体の成長を伝えることは多いですが、個人としての成長の共有は同じ部署ではない限り、知ることが少な場合があります。役員も常に学び続けているという姿勢を伝え、社員が自らの成長を振り返るきっかけにつなげることができます。

 

案2/大切にしている座右の銘や信念は?

個々の信念やモットーを知ることで、どのような価値観に基づいて判断や行動をしているのかがより深く理解できます。またこのような想いを伝える誌面では、直筆で書いていただいたり、リンクするような自身の写真を掲載するなど、ビジュアルで伝えることで親近感が持て、効果的です。

案3/個人的な新年の挑戦、ターニングポイントとなった年は?

役員としてではなく「個人的な挑戦」を掲載するのはいかがでしょうか。一社員としての業務に関連した目標や新しいスキル習得に向けた挑戦、仕事とは直接関係のない個人的なチャレンジ(スポーツや趣味など)でも構いません。また、過去を振り返っていただき、ターニングポイントとなった年について語っていただくなど、社員が自身の“今”とリンクできるような内容を掲載することもおすすめです。

 


他にも年末の過ごし方やリフレッシュ方法など、日常では気軽に聞けないプライベートな一面を伝えることで、柔軟さを感じてもらえます。また、適度な息抜きをしていることを間接的に伝えることで、働き方改革や健康経営のメッセージにもつながります。

役員の皆さんのより人間的な側面に焦点を当て、年明けにふさわしい活気のある誌面へとしていきましょう。


経営トップのメッセージを発信しましょう


<編集ディビジョン*吉田>
社員の皆さんからは、尊敬や信頼されることはもちろん、
現場との距離感がないことも大切ですよね。
新たな年に向かって取り組んでいきましょう!