座談会は下準備が大切

社内報の企画としてよく行われる座談会。社員の本音が聞きだしやすい人気のある企画です。

座談会を実施することになったときに、何から準備をすればいいのでしょうか。座談会はとにかく下準備が大切です。参加者に集まってもらっても、テーマや最終的な落としどころが定まっていないと、参加者も何を話せばいいのか分かりませんし、最終の記事としても「何が言いたかったんだろう?」という読後感になってしまいます。

今回は読みごたえのある座談会にするために必要な下準備についてお話します。

  

1. テーマを決めよう

まずはどんなテーマで座談会をするかを決めましょう。座談会を通してどんなことを伝えたいか、読後感やねらいも固めておきましょう。

例)

「新製品A開発記念座談会」…新製品を開発したメンバーで開発までの経緯や苦労したことについて話し合い、最後に次回の開発への意気込みを語る

「異部署メンバー座談会」…各部署を代表するメンバーで普段の仕事への思いについて話し、異なる部署での交流を深め、仕事へのモチベーションを上げる

「若手社員座談会」…若手社員によるメンバーで普段の仕事やプライベートについて話し合い、これからどんな社員になりたいか目標を語る

「四世代座談会」…20代、30代、40代、50代の社員で普段の仕事や、価値観について話し合い、世代間のギャップについて理解し、今後の目標を語る

「パパママ社員座談会」…お子さんをもっているパパやママの社員が仕事と家庭の両立について話し合い、今後より働きやすい会社にするための会社に求めることについて語る

  

2. 最適な人を選出しよう

座談会の場合、おすすめの人数は4人程度です。人数が多くなると意見を言う人言わない人で差がでてきてしまいます。また人数が多いと、それぞれの意見を聞くだけで時間がかかってしまい、深い内容まで踏み込めなかったり、座談会が長時間になってしまうなどのデメリットがあります。進行する際にも4人程度が最適な人数です。

参加者の人選の際の注意点として、役職の差があります。例えば社長と新入社員など役職に差がありすぎると遠慮がちになってしまい、どうしても深い意見は出づらくなってしまいます。また直接の上司・部下関係でも意見を言いづらいことがあるので、社内報担当者の方がファシリテーターとして、部下の方の意見を聞きだしたり、発言を促したりするようにコントロールすることが重要です。

  

3. 進行メモを作ろう

4人程度の座談会であれば、1時間から1時間半程度で、大きく3~5つくらいのテーマで進行していくとよいでしょう。

例)「若手社員座談会」1時間

1.現在の仕事について(業務内容、やりがい、苦労している点)30分

2.プライベートについて(休日の過ごし方、いまハマっていること)10分

3.今後の目標(どんな社員になりたいか、どんな仕事がしたいか)20分

テーマごとに時間を区切ると、時間通りに進行することができます。また、解答に時間が掛かりそうなテーマであれば、事前に参加者に進行メモを渡しておくとスムーズに進行できて安心です。

  

いかがでしょうか。以上を参考に、下準備をして座談会に取り組むと進行もスムーズにでき、ある程度想定した内容の原稿に仕上げることができるでしょう。

座談会は参加者のみならず、多くの社員が興味を持って読んでくれる人気企画です。しっかり事前準備して読み応えのある記事を目指しましょう!

  


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執筆者:ディレクター 大原

座談会では普段のその人の人柄が出るよう、リラックスしてもらえる雰囲気づくりも大切です。