社内報担当者必見! 撮影講座 –人物編–

最近はデジカメやスマートフォンが普及し、誰でも手軽に写真が撮れる環境にあります。

カメラマンを起用するほど制作に予算がかけられない!時間もない!

というクライアントさまは少なくありません。

 

そこで、今回はプロの知識がなくても上手に写真を撮るコツをお話しします。

社内報の撮影で多いのが、「社員紹介」などで使用する人物写真です。

同じコーナーで使う写真が人によって写りが違ったりすること、ありませんか?

 

 

コツ1 被写体はなるべく大きく!

 

こちらの写真、一見して悪くは見えませんね。

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トリミングしたらどうでしょう?

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画質が粗くなり、きれいな写真とは言えませんね。

 

近づいて撮影したら

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トリミングしても

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画質はキープできます。

 

[↑それぞれの画像をクリックすると違いがよく分かります]

 

この時に注意していただきたいのが、カメラのズーム機能は使わないこと。

ズーム機能は画質を悪くしてしまいます。

被写体に近づいて大きく撮りましょう。

 

 

コツ2 しっかりとフレームイン!

前述で「大きく」と説明しましたが、単に大きく撮ればいいという訳ではありません。

 

大きく撮れた写真です。画質もクリアです。

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しかし、頭と肩がフレームアウトしているので、

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紹介の写真としては不向きです。

 

切り抜きの場合だと、

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角ばって不自然です。

 

頭や肩がしっかりとフレームインした写真だと、

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きれいな仕上がりになりました。

 

[↑それぞれの画像をクリックすると違いがよく分かります]

 

 

 

コツ3 明るい場所で!

なるべく明るい場所や、蛍光灯の下で撮りましょう。

暗い場所で撮影した写真は、あとから画像補正で明るくしても画質が悪くなってしまいます。

 

できる限りフラッシュを使用しないのが理想ですが、

どうしても光が入りにくい場所での撮影となった場合は

フラッシュあり/なしの両方で撮って、どちらも原稿としてお送りください。

 

 

 

コツ4 笑って!

「はい、チーズ!」と声を掛けても、被写体の方は必ずしも笑ってくれるとは限りませんよね。

緊張して堅くなっていたり、中には写真嫌いな方もいると思います。

 

そんなときは撮影する方が笑いましょう!

「はい、チーズ!」ではなく、おしゃべりしながら連写しましょう。

シャッターを押すと、被写体の方に言わなくてもいいんです。

何枚か連写すると、自然な笑顔で撮れている写真があるはずです。

 

 

少しの工夫でいい写真が撮れますよ!

ぜひ試してみてくださいね!

 

 

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【執筆者】

デザイナー 神谷

夏が好きです。

 

 

 

 

 

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