知っておきたい! Web社内報のメリット・デメリット

Web社内報のメリットとデメリットとは?

Web社内報の導入を検討する際、そのメリットとデメリットをよく理解しておくことはとても重要です。今回は一般的に挙げられるWeb社内報のメリットとデメリットについて詳しく解説いたします。

 

 

 

 

 

 

Web社内報のメリット

①速報性

必要な情報を素早くアップすることができ、印刷を待つことなく情報伝達が可能です。

②拡張できる

外部リンクを設置したり、さまざまな階層を持つことが可能です。

③情報の保存が容易

物質的な量がないため、スペースをとりません。また、簡単に見たい記事を検索することが可能です。

④ページの制約がない

印刷媒体と違い、文字数の制限もページ数の制限もありません。

⑤読者の反応を簡単に視覚化できる

「いいね」ボタンやコメント欄の設置などで参加型のメディアにすることが可能です。

⑥経費削減

印刷コスト、配送コストなどがかかりません。基本的には印刷社内報より安価となります。

⑦セキュリティ

閲覧できる人を指定できるため、印刷社内報より踏み込んだ内容も掲載可能です。

 

 

 

 

 

Web社内報のデメリット

①一人1台PC環境がない場合、取り入れにくい

職種によって一人1台のPC環境がない場合もあります。パート・アルバイトの方まで閲覧してほしい場合は共有のタブレットなどが必用です。

②じっくり読んで欲しい内容には不向き

Web社内報はさらりと読める「ニュースの共有」や「見て楽しむ、知って得する」といった記事に向いており、

印刷社内報はよりじっくり読んでもらいたい内容である「経営理念の浸透」や「グループ内の情報共有」などに向いています。

③Pull方式

情報を自ら引き出しにいく方式の情報伝達です。

 

 

以上がメリット・デメリットとして挙げられます。

印刷社内報とWeb社内報を比べるとき、情報を発信する側として、特に注視して頂きたいのが、

印刷社内報はPush方式、Web社内報はPull方式ということです。

 

 

 

 

Push方式とは、

定期的に発信元から社員に情報を送ることを意味し、印刷社内報はこちらに該当します。

印刷社内報は配布されるものですから、社内報が朝デスクなどに置かれている、回覧等で回ってくる…など社員が望んでいなくとも定期的に手元に情報が送られてくる方式です。

この方式ですと「いつもは社内報を読んでいない」という方でも、ふとした空き時間に読んでいただける可能性もあります。

また、リニューアルや表紙デザインを変えるなどで再度興味を引くことも可能です。

 

Pull方式とは、

push方式は、逆に読者が自ら情報を引き出しにいってもらう方法のことです。

Web社内報はこちらに該当し、社員が自らアクセスしなくては閲覧することができません。

つまり、興味がないとアクセスしてもらえないということにもなります。

そのため、魅力あるコンテンツと業務上閲覧する必要性のあるコンテンツの制作が必要になります。

Web社内報を制作するにあたり、このことをよく理解しておく必要があります。

 

以上をよく理解しておかないと、「印刷社内報からWeb社内報にシフト後、読まれなくなった」なんてことになりかねません。

さらに一度読まれなくなると、リカバリーが難しいのも特長の一つです。

デザイン向上や改善をしても、自ら閲覧してもらわない限り、気が付いてもらえません。

つまりWeb社内報の場合、スタートが非常に肝心とも言えます。

 

Push方式とPull方式、どちらが自分の社内報に合っているか、よく検討してみてください。

 

 

DSC_0380【執筆者】

ディレクター 後藤

 

 

 

 

 

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