社内報 原稿入稿のルール

取材や原稿収集を終え、いざデザイナーや制作会社へ原稿入稿!

「でもどうやって原稿入稿したらいいか分からない…」そんな社内報ご担当者さまいらっしゃいませんか? 実は迷われるご担当者さまとても多いんです。

そこで今回は、制作会社・デザイナーへの入稿方法を詳しく解説します。

 

 

 

まず、制作会社・デザイナーへ渡すべき原稿・素材をおさらいしましょう!


制作会社・デザイナーへ渡すもの

 

①ページ割り(台割

台割と呼ばれるもの。どのページにどんな内容を載せるかが俯瞰して分かるものです。

 

 

②ラフ

大まかなデザインイメージを描いたもの。誌面の設計図とも言えるものです。ラフがあることで仕上がったデザインを見て「思っていたのと違った…」というイメージのギャップを防ぐことができます。

具体的なラフの書き方はこちら→社内報 ラフを描いてみよう!

 

 

③写真素材
カメラ画像

ファイル名にはどの人が見ても何の写真かが分かる分かりやすい名前を付けましょう。

 

 

 

 

 

④原稿(テキスト)

原稿内でテキストの各項目(見出し、リード、小見出し)などを分かりやすく明記しましょう。

 

 

 

 

⑤デザイン見本

具体的なデザインイメージがあれば参考として一緒に渡しましょう。

 

⑥その他

その他社内報のデザイン制作で必要なロゴデータなど。

以上が社内報の原稿素材です。

これらをバラバラと送ってしまっては、一体何を送っているか分からなくなってしまいそうですよね。また制作会社やデザイナーにとってもデザインを進めにくいので、どちらにとっても良い事はありません。発注側と制作側双方が気持ち良く制作するためにも、原稿入稿はまとまり良く渡すのが暗黙のルールです。


 

 

原稿をまとまり良く、制作会社・デザイナーへ入稿しよう!

社内報 原稿入稿のルール

 

1 入稿は素材がすべて揃ってから!

 入稿は素材がすべて揃ってから制作会社やデザイナーに入稿するようにしましょう。デザインは全体の文章量や写真のバランスなどを考えて行います。原稿の過不足が後から発覚してしまったら、最悪の場合デザインを最初からやり直し…なんてことにもなりかねません。これは社内報の担当者としてのマナーです。

想像する写真が1枚だけ足りない…けれど早くデザインを上げてほしい…。そんな時には?

足りない原稿・写真が一部である場合や、過不足の原稿内容が明確な場合などのみ、過不足があってもデザインを進められる可能性があります。

「どうしても上司に確認してもらわなくてはいけない」などの事情がある場合には、まずは制作会社やデザイナーに相談してみてください。

 

 

 

 

2 原稿をファイル分けしよう!

ページものの場合、デザイナーは1ページ単位ではなく見開き単位でデザインするのが一般的です。これは冊子を開いた見開きに隣のページとのデザインの相性などを鑑みながらデザインを進めるためです。

そこで、上の写真のように見開きごとにファイル分けしてあると、デザイナーは作業しやすく、ミスも起こりにくいと言えます。

 

 

3 データが重い場合はオンラインストレージやクラウドを利用しよう

 入稿素材をメール添付していませんか? メール添付は容量制限がそれぞれの違うため、「送ったのにデータ超過で届いていなかった!」なんてことになってしまいがち。メールを書く手間もかかり、あまりお勧めできません。

 先に説明したように原稿をまとまり良く整理すると、必然的にデータは重くなってしまいます。そこで、より安全で手軽なオンラインストレージやクラウドを利用するのをオススメします。ある程度の容量なら無料で利用できます。

 

いかがでしたでしょうか? 今回ご紹介した原稿入稿のルールを守って、気持ちよく社内報を制作してくださいね!

 

 

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【執筆者】

ディレクター 後藤

シンガポールに行きたい。