思ってたのと違う!? イメージのギャップ解消法

原稿を作って、写真を撮って、ラフを書いて、送って、

いざ初校日!!

 

…って、あれれ?

思ってたデザインと違う!!!!

なんていうこと、経験ありませんか?

 

今回はこの“ギャップ”を簡単に解消できる方法をご紹介します。

 

“こんなイメージ”を雑誌広告やチラシなどで伝える

「かっこいい感じ」「おしゃれな感じ」「高級感のある感じ」と言葉でイメージを伝えていませんか?

言葉での“ニュアンス”の捉え方は十人十色。

年齢や性別、好みや経験などによって、同じ言葉でも各々がイメージするものに

大きなギャップが生まれてしまうものなのです。

 

解消法:何かしらの「ビジュアル」で伝える。

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日常で気になった雑誌広告やチラシ、ウェブサイトのデザインやネットで見つけた画像など何でもOK。

「百聞は一見に如かず」といわれているように、一発でイメージが伝えられます。

ざっくりでも大丈夫です。

 

デザイナーはこの「ビジュアル」を参考に、案件の内容に合ったデザインに仕上げていきます。

もちろん、まるまる真似するのではありません。

入口は同じでも出口が違うので、オリジナリティが加わったデザインになります。

実は、デザイナーの実作業でも参考ビジュアルを元にデザインする場面は多々あることです。

 

 

デザインは読み手を「読みたい」と思わせれるかを左右する大変重要な要素です。

↓のように、同じ記事でもデザインが違うだけで読み手が受けるイメージも大きく変わります。

どのようなイメージが最適か、読み手もことを想像しながら参考ビジュアルを選ぶといいでしょう。

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上:女性ファッション誌を参考

中:建築デザインの雑誌を参考

下:子供服のカタログを参考

 

 

より明確なイメージがあるのでしたら、

「この参考ビジュアルは全体的にブラックだけど、今回はレッド系で」

「この参考ビジュアルの文字は明朝体だけど、今回はゴシック体で」

など、“置き換え”をすればイメージの共有がより具体化できます。

 

 

これでイメージのギャップを埋められます!

まずは手持ちの雑誌から参考にしてみてはいかがでしょうか?

 
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【執筆者】デザイナー 神谷

年賀状のくじの抽選日が密かに楽しみです。